【お仕事レポ】麻布十番のネオ食堂「BIRTH DINING by plein」グランドオープン|髙木ビルPR

2021.6.24
不動産の新しい価値づくりを目指す株式会社髙木ビルが、スタートアップ企業が成長していくための土壌づくり推進している「BIRTHプロジェクト」。2017年にオープンしたコワーキングオフィス「BIRTH KANDA」(所在地:東京都千代田区神田錦町)を皮切りに、コミュニケーション特化のシェアセッションスペース「BIRTH LAB」(所在地:東京都港区麻布十番)など、これまでの不動産業界の価値観だけにとらわれない、自由な創造を原点として運営されています。
そして、この度、4月6日(火)に誕生したのが、麻布十番の“ネオ食堂”をコンセプトにした「BIRTH DINING by plein」。昨年オープンした住居とビジネス空間を兼ね備えた複合型レジデンス「BIRTH IN-RESIDENCE 麻布十番」の1階フロアに、レジデンスのエントランスとの境界を有さず、住む人・働く人・訪れる人々が自由に集える新しいかたちのレストランが誕生しました。
2020年に倒産した飲食店はおよそ780件。これは過去最多の数字であり、コロナ禍において営業自粛や時短要請によって売り上げが激減した上に、毎月定額のテナント料が負担となったことが要因とみられています。不動産業界としても、飲食店などのテナントが廃業し空きテナントが増えると、収益を維持するために残っているテナントの家賃を上げざるを得ない、というネガティブな構造が出来上がってしまうのです。
このような課題を解決するべく、食のブランディングやプロデュースのスペシャリストである株式会社PLEINの中尾氏とタッグを組み、テナント料を変動費として、売り上げに応じて利益を配分するレベニューシェアというかたちで契約をするという新たな取り組みによって誕生したのが「BIRTH DINING by plein」です。
都内6店舗のレストラン事業、オンラインショップの運営をはじめ、料理人と経営者の両立を目指す中尾氏は、“週休2日制の飲食店運営”やキッチンをシェアする“チャレンジキッチンプロジェクト”など、お客様・従業員・取引業者すべてが共に豊かになる経営を目指しています。その考え方が、BIRTHプロジェクト代表であり髙木ビル代表取締役社長の髙木さんの想いと共鳴し、「BIRTH DINING by plein」は通常の飲食店の立ち上げでは考えられないスピード感で実現しました。

グランドオープンに先立っては、飲食・不動産の業界誌などメディアの方をお招きし、実際にネオ食堂を体験していただける発表会を開催しました。
今回の取り組みについてご説明しながら、ランチの看板メニューである「農家のスパイスカレー」と、食堂メニューの定番「生姜焼き定食」をネオ食堂らしく再構築した「岩中豚の白ワイン煮込み ジンジャー風味」をご提供
「不動産」と「飲食」の協業による新しい収益モデルの構築によって、それぞれの業界の在り方を変えていきたいという二人の熱い想いをお伝えしました。
「農家のスパイスカレー」は、フレンチシェフと農家が一緒にカレーを作ったらどうなるだろう?という架空のストーリーから生まれたもの。フランス料理のノウハウと、野菜づくりのプロである農家の力が掛け合わさったこのカレー。濃縮された野菜の旨味としっかりと効いたスパイスが後を引きます。じっくりローストされた玉ねぎをまるごと一緒に炊き込んだライスも格別。動物性食品や小麦粉を使用していないので、食べ応えはありつつも消化にもよく重くないのが嬉しいですね。
ホワイトバルサミコでマリネした紫キャベツが添えられた「岩中豚の白ワイン煮込み ジンジャー風味」は、通常ディナータイムのメニューだけあって、ワインと一緒に愉しみたくなる一品。本格的なフレンチのエッセンスが凝縮されています。
グランドオープンを経て、たくさんの方にご利用いただいている「BIRTH DINING by plein」。これまでとは様変わりした日常の中で、今の時代に合う“食を通じたコミュニケーションの場”としてぬくもりのある街づくりに貢献していくと共に、このチャレンジが「不動産」と「飲食」の在り方に変革をもたらすような取り組みとして、新たな価値の創造に発展していくことを願っています。

INFORMATION 

Yahoo!ニュース以外にも、東京カレンダーや25ansなど多くのメディアにご掲載いただいたほか、先日2021年6月12日、FNN「Live News α」の『α ism』コーナーでコロナ禍の新しいチャレンジとしてご紹介いただきました。